免疫機能評価とは?
免疫機能評価は、血液中の免疫細胞数や活性など複数の指標を測定し、現在の免疫状態を把握するための検査です。単独で病気を診断したり、将来の発症を予測したりするものではありません。
当院では、検査値だけで結論を出さず、年齢、体調、既往歴、服薬、現在受けている治療などとあわせて医師が説明します。
何を測定しますか?
NK細胞数、NK活性、NKG2D関連指標、リンパ球数、CD4/CD8比などを組み合わせて確認します。
| 指標 | 確認する内容 | 解釈上の注意 |
|---|---|---|
| NK細胞数 | 血液中のNK細胞の数 | 数だけで機能全体は判断できません |
| NK活性 | 検査条件下の細胞傷害活性 | 体調や検査条件の影響も考慮します |
| NKG2D関連指標 | 免疫細胞にある受容体に関する指標 | 他の指標と組み合わせて確認します |
| リンパ球・CD4/CD8 | 免疫細胞の構成や比率 | 基準範囲と臨床背景を踏まえます |
検査・治療前評価の流れ
初日に問診と感染症等の血液検査(約20mL)を行い、翌日に培養用30mLと免疫機能評価用6mLを採血します。
初日:問診・感染症等の血液検査
症状、既往歴、服薬、検査・治療の目的を確認し、感染症等の検査用に約20mL採血します。
翌日:培養用採血・免疫機能評価
培養用に30mL、免疫機能評価用に6mLを採血します。
結果説明
結果がそろった段階で、医師が各指標と総合評価を説明します。
検査で分かること・分からないこと
検査は採血時点の免疫関連指標を示しますが、特定の病気の有無、将来の発症、治療効果を単独で判定するものではありません。
結果には日内変動や体調などが影響することがあります。必要に応じて通常の診療・検査と組み合わせ、継続的な変化を確認します。
費用と結果までの期間
免疫力検査のみの場合は税込33,000円です。結果説明までの期間は通常約2週間が目安です。
治療と組み合わせる場合の費用や追加検査については、診察時に個別に説明します。
よくある質問
免疫力は血液検査だけで分かりますか?
血液検査は免疫状態を把握する一つの手段です。結果は体調、既往歴、治療内容などとあわせて医師が解釈します。
NK細胞数とNK活性は同じですか?
同じではありません。NK細胞数は血液中の数を、NK活性は検査条件下での細胞傷害活性を示す指標です。
NKG2Dとは何ですか?
NKG2DはNK細胞などにみられる受容体の一つです。当院では他の指標と組み合わせて免疫状態を評価します。
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